「機を見るに敏」の意味とは?意味や使い方を解説!

「機を見るに敏」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「機を見るに敏」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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機を見るに敏

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機を見るに敏」は、日本と同じく海外でもビジネスシーンにおいて重要な概念です。市場の動きが早くライバル意識の強い海外企業では、「好機を見極め、スピーディに行動することこそが勝利の鉄則」というような風潮があります。

自分へのモチベーションを高めるためにも、また同僚や仲間にアドバイスをする時などに積極的に使ってみましょう。

「機を見るに敏」の意味とは?

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「機を見るに敏(きをみるにびん)」とは、「チャンスを素早くつかんで、的確に行動を起こすこと」という意味になります。好都合な状態をいち早く見極めて、スピーディに行動し、チャンスをものにする様子を表しています。
 

「機」は、「ものごとが起こる予兆やきっかけ」「ものごとの大切な部分」「ものごとの潮時」という意味です。

「見る」は「視覚を働かせて、ものごとの状態や内容を目で認める」「感覚を働かせて、ものごとを判断する」という意味です。

「敏」は、「頭や身体が素早く働く様子」「素早く動くこと」「鋭く敏感であること」という意味です。

これらの3つの言葉が組み合わさり出来た言葉が「機を見るに敏」になります。それぞれの言葉の意味からも、全体的なニュアンスが読み取れるのでしょう。


 

「機を見るに敏」の使い方・例文

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「機を見るに敏」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    うちのグループリーダーは「機を見るに敏」を座右の銘にして営業活動をするタイプです。
  • 例文
    同僚は業績トップの秘訣を「気に見るに敏を地で行くことだよ」と自慢げに語っていました。

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