「弱り目に祟り目」の意味とは?意味や使い方を解説!

「弱り目に祟り目」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「弱り目に祟り目」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

目次 [表示]

弱り目に祟り目

フリー写真素材ぱくたそ

「弱り目に祟り目」とは

嫌なことが何度も起きる時に使われる言葉ですね。

見ているだけで不安な気持ちになる表現ですが、具体的にはどのような意味を持つのでしょうか?

今回は「弱り目に祟り目」の意味や使い方を詳しくご紹介いたします。

「弱り目に祟り目」の意味とは?

Photo by700622

「弱り目に祟り目」の意味

「弱り目に祟り目」は「弱っている時、さらに災いが襲い掛かってくる」という状態を表す言葉です。

例えば傘を忘れた状態で雨の中を移動している時、横を車が通って大量の水を浴びせられてしまう…というような様子ですね。
不幸が連鎖して起きるような、まさに踏んだり蹴ったりという感じです。

「弱り目に祟り目」の由来ですが、詳しいことはわかっていません。
ただ「弱り」も「祟り」も、どちらも「不運を表す言葉です。
ここに「調子」を表す「目」をくっつけたことで、「不運に不運を重ねる」という意味の言葉に昇華させたものと考えられます。
「弱り」「祟り」と2種類の言葉を使い分けたのは、2種類の災いが同時に降りかかることを表現したのでしょう。

「弱り目に祟り目」の類語としては「泣きっ面に蜂」が挙げられます。
こちらも「弱っている時にさらに災難が襲い掛かる」ことを表しており、「弱り目に祟り目」とほぼ同義の言葉です。

「弱り目に祟り目」の使い方・例文

フリー写真素材ぱくたそ

「弱り目に祟り目」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 仕事を首になった日、妻からも離婚状を突き付けられた。
    まさに弱り目に祟り目状態だ。
  • 不幸の連鎖で弱り目に祟り目の日々が続いているが、腐らずに進んで行けば必ず良い時が訪れると信じている!

関連する記事

記事ランキング