「溺れる者は藁をも掴む」の意味とは?意味や使い方を解説!

「溺れる者は藁をも掴む」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「溺れる者は藁をも掴む」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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溺れる者は藁をも掴む

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溺れる者は藁をも掴む」の由来についてですが、日本の言葉に「藁にすがる」という出典はありません。そもそもの由来は英語もしくは中国語からであるという説があります。

「溺れる者は藁をも掴む」の意味とは?

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「溺れる者は藁をも掴む」とは、「人とは困難な状況に陥り、すべての策が尽きてどうしようもなくなったとき、全く役に立たないものに対しても必死に助けを求めようとする」という意味のことわざです。

溺れているときに藁をつかんでも、何の役にも立ちません。けれど、命がかかっている状況ではそんなものにでもつかまって助けを請いたくなるものです。


「溺れる者は藁をも掴む」を英語で表現すると、『A drowning man will catch at a straw』となります。


「Drowning」が溺れることを意味しており、「Catch」は掴む、「Straw」は藁を意味しています。


 

「溺れる者は藁をも掴む」の使い方・例文

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「溺れる者は藁をも掴む」は、やや使い方が難しい言葉です。「本当に力を持っている者」に助けを頼むのはこのことわざの意味とずれてしまうので気を付けましょう。

「溺れる者は藁をも掴む」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    大きな地震が起こったときは溺れる者は藁をも掴むというけど、私はお守りを握りしめていました。
  • 例文
    溺れる者は藁をも掴む状況にならないように策略には根拠が必要であるといえます。
  • 例文
    知り合いの会社に断られ、評判の悪い会社に仕事を出すしかなくなりました。まさに溺れる者は藁をもつかむ状況です。

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