「雨降って地固まる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「雨降って地固まる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「雨降って地固まる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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雨降って地固まる

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雨降って地固まる」を英語表現するときは、激しい状況を最もストレートに表現できる嵐を使います。
「After a storm comes a calm」は「嵐の後には必ず静かさが訪れるものだ」となり、英語圏では最も知られる比喩表現となります。

ビジネスシーンでは意見が分かれ言い争いになった時に、肩をたたきながら「You know, after a storm comes a calm?」と悪い状況に落胆しないように励まし合うことも多いものです。状況に合わせて使い分けましょう。

「雨降って地固まる」の意味とは?

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「雨降って地固まる」の意味は、「揉め事や醜い言い合いがあったとしても、その後にはむしろ状態が良くなるものである」「嫌なものごとがあった後は、かえって良い結果が訪れるものである」などになります。

人にもよりますが、通常「雨」というのは人が嫌うものです。しかし、不思議とその雨が降った後には地が固まり、強くしっかりとしてくるのがわかります。この状況を比喩的に用いて、人が嫌うような雨のような状況「喧嘩や揉め事の後」には、地は固まる「状況は落ち付きを保てる」となります。

「雨降って地固まる」の使い方・例文

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「雨降って地固まる」は「揉め事があった後は、逆に良い状況に落ち着く」という意味がありますが、第三者の協力を得て荒れ果てた状況を修復したという場合には不適切な使い方となります。あくまで「自然に時間の経過を経てものごとが落ち着く」という場合のみ使うようにしましょう。

「雨降って地固まる」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    雨降って地固まるというが、同僚のひどい荒れようは、いつ収まるのでしょうか。
  • 例文

    顧客と契約で揉めたが、雨降って地固まるというように一週間後には納得してサインをくれました。

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