「出物腫れ物所嫌わず」の意味とは?意味や使い方を解説!

「出物腫れ物所嫌わず」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「出物腫れ物所嫌わず」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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出物腫れ物所嫌わず

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出物腫れ物所嫌わず」を英語で表現すると、以下のようになります。

Necessity has no law.(必要の前に法律はない)

また、類義語には「出物腫れ物時知らず」があります。

「出物腫れ物所嫌わず」の意味とは?

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「出物腫れ物所嫌わず」とは、「屁や腫れ物、でき物などは場所や場合に関係なく出るものであるということ。また、大便や小便、出産」という意味を持つ言葉です。

この中の「出物」とは、おならのことを指しています。しかし、場合によっては大便や小便、鼻水、涙といった生理現象によって出る物を指すこともあります。それに加えて、産気づくことを指す場合もあります。
また、腫れ物とは「体に出るおできやニキビ」などのことを指す場合もあります。

以上のことから、出物も腫物も身体の内部にある物は、時間や場所も選ばずに出てくるものであって、出たからといって咎めることもできないという意味を持つ言葉になります。

多くの場合、おならをしてしまった際の言い訳などで用いられます。

「出物腫れ物所嫌わず」の使い方・例文

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「出物腫れ物所嫌わず」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    隠そうとしても悪いこと隠せない時代になってきました。出物腫れ物所嫌わずといいます。悪いことが内部から自然と外にでること自体とがめることはできないでしょう。
  • 例文
    今は体制がしっかりしていて、内部統制も厳しく、情報統制が出来ていますが、いずれ出物腫れ物所嫌わずという時期が来るでしょう。その時にどうするかを今のうちに検討しておくべきです。

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