「三つ子の魂百まで」の意味とは?意味や使い方を解説!

「三つ子の魂百まで」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「三つ子の魂百まで」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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三つ子の魂百まで

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「三つ子の魂百まで」とは

よく使う言葉ですが、「三つ子」の部分を誤解している方も多いと思います。
少しややこしい表現ですので、ここで改めて意味を覚えていきましょう。

今回は「三つ子の魂百まで」の意味や使い方、解釈などをご紹介いたします。

「三つ子の魂百まで」の意味とは?

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「三つ子の魂百まで」の意味

「三つ子の魂百まで」は「子供の頃に得た性格は年をとっても一生変わらない」という意味の言葉です。

ここで大事なのが「三つ子」の解釈です。
双子のようなニュアンスで「3人の子供」だと思っている方が多いのですが、「三つ子の魂百まで」の「三つ子」は「3歳の子供」という意味です。

ただし厳密に3歳までという意味ではなく、「幼い子供」全般を「三つ子」と表現します。

3歳くらいまでに性格が決まってしまうと思うと怖い気もしますが、確かに2~5歳くらいの幼い子供であっても、それぞれ個性がはっきりしていますよね。
生まれてから数年の経験値は性格形成に非常に大きな影響を及ぼすのです。

「三つ子の魂百まで」の類語としては、「子供は大人の父親」という言葉が挙げられます。
これはイギリスの詩人であるワーズワースという人が作った言葉で、「子供時代の純粋な心を大人になっても持ち続けることは大切であり、そこから学ぶことはとても多い」という意味です。
「三つ子の魂百まで」とは若干意味が異なりますが、幼少期と大人時代を比較した表現という点では似ている言葉ですね。

人は生まれてから死ぬまで、性格はほとんど変わらないのかもしれません。
そう思うと、これまで以上に子供の存在が愛おしく思えます。

 

「三つ子の魂百まで」の使い方・例文

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最後に「三つ子の魂百まで」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 幼稚園時代にいじわるだった同級生が成人してもまだ不良のような雰囲気だった。
    まさに三つ子の魂百までと言ったところか。
  • 三つ子の魂百までと言うが、祖母は生まれた時からずっと天真爛漫な性格だったそうだ。

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