「金は天下の回り物」の意味とは?意味や使い方を解説!

「金は天下の回り物」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「金は天下の回り物」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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金は天下の回り物

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「金は天下の回り物」とは

非常に縁起が良さそうな言葉です。
これが本当なら、待っていればお金持ちになれるでしょうか。

今回は「金は天下の回り物」の意味や使い方をご紹介いたします。
回っているお金がやってきてくれるように、しっかり意味を覚えていってください。

「金は天下の回り物」の意味とは?

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「金は天下の回り物」の意味

「金は天下の回り物」は「金銭は人から人へ渡っていくものなので、真面目に働いていればいつかこちらにも回ってくるものだ」という意味のことわざです。

世の中の真理を突いているとも思える反面、実はこの言葉は、比較的貧しい人への励ましの意味も込めて作られたと言われています。
実際のところはそう簡単に人から人へ金銭が回ってくるものではありませんので、何もしなくてもお金持ちになれることはまずありません。

「金は天下の回り物」の言葉の裏には、どちらかというと「お金よりも大事なものがある」という意味が込められています。
お金よりも大事なものとは「心」です。
お金は世の中を巡り巡ってこちらにやってくるかもしれませんが、人の心は意識して保たなければなりません。
本当に大切なものを見失わないようにという戒めが込められています。

「金は天下の回り物」の類語としては「金銀は回り持ち」というものがあり、ほぼ同義の言葉となります。

「金は天下の回り物」の使い方・例文

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最後に「金は天下の回り物」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 金は天下の回り物だから、使わなければ入ってくることもないよ。
  • お金を大事にしすぎるあまり友達を失ってしまった。
    金は天下の回り物だけど、友達は一度失えば戻ってこない。

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