「諸刃の剣」の意味とは?意味や使い方を解説!

「諸刃の剣」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「諸刃の剣」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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諸刃の剣

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「諸刃の剣」とは

戦闘が多い漫画や映画はもちろんのこと、日常的な場面でもよく使われる言葉ですね。

「剣」という文字が入っていると物騒なイメージがありますが、必ずしもそういった意味で使われるわけではありません。

今回は「諸刃の剣」の意味や使い方を詳しくご紹介いたします。

 

「諸刃の剣」の意味とは?

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「諸刃の剣」の意味

「諸刃の剣(もろはのやいば)」は「役に立つこともある反面、危険も伴う性質もある」という状態を表した言葉です。
「両刃の剣(りょうばのけん)」という言葉にも言い換えることができますが、両者は「剣」の部分の読み方が異なりますので注意してください。

「諸刃(もろは)」とは二方向に刃がついた状態を表します。
そのような剣(つるぎ)を振りかざすと、相手に攻撃ができる反面、自分もその刃で傷ついてしまいますよね。

実際に「諸刃の剣(両刃の剣)」を使った場合の状態だけでなく、それを揶揄するような日常の風景やビジネスシーンなどにこのことわざが使われます。

例えば病院で処方される薬の中には、病気の回復に大きな効果がある反面、強い副作用が出るものもありますよね。
こうした場合に「諸刃の剣とも言える薬だ」と表現するわけです。

「諸刃の剣」の類語としては、「一長一短」「ハイリスクハイリターン」といった言葉が挙げられます。
いずれも、良い効果と危険が隣り合わせになっている状態を表しています。

「諸刃の剣」の使い方・例文

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「諸刃の剣」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 最近はやっているサプリメントは、栄養が手軽にとれる反面肝臓に負担がかかるらしい。
    まさに諸刃の剣と言えるものだ。
  • この施策を行うと大きな儲けが出せるかもしれないが、倒産の危険もはらんでいる。
    諸刃の剣になるけれど、それでもやりますか。

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