「元の鞘に納まる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「元の鞘に納まる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「元の鞘に納まる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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元の鞘に納まる

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元の鞘に納まる」ということわざの意味を説明できますか?

「元サヤ」と略して使われることもあるこの言葉。

何となく聞いたことはあるけどよく分からず使っていたという人も少なくないでしょう。

語源を理解してことわざを使うことで、自信を持って会話することができます。

この記事では、「元の鞘に納まる」という言葉の意味や使い方をご紹介します。
 

「元の鞘に納まる」の意味とは?

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「元の鞘に納まる」は、「仲の悪くなった者同士が、昔のように仲のよい間柄に戻ること」を意味する言葉で、主に夫婦やカップルなど恋愛関係について用いられます。

「鞘」(さや)とは、刀や剣などの刀身 の部分を収めておく筒のことです。

抜かれた刀がもともと収まっていた鞘に戻ることから、一度こじれた関係が修復されることを意味する言葉となりました。

「納まる」は「収まる」と表記することもあります。

いずれにしても他の動詞は使わないので注意してください。

たとえば、「元の鞘になる」などは正しい表現ではないので気をつけましょう。

「元サヤ」のように略して使われることも多い言葉ですが、由来を知っておくと理解が深まりますね。
 

「元の鞘に納まる」の使い方・例文

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ここでは「元の鞘に納まる」という言葉を使った例文をご紹介します。

身近な出来事にも使いやすい表現なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 

例文

  • 喧嘩別れした友人カップルだが、元の鞘に納まったようだ。
  • 両親がまた派手に夫婦喧嘩をしていたが、結局は元の鞘に納まるのが常なので、あまり心配していない。

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