「後の祭り」の意味とは?意味や使い方を解説!

「後の祭り」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「後の祭り」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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後の祭り

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後の祭り」を意味する英語表現は、定型文で「Lock the barn door after the horse is out(馬が馬小屋から出た後に、ドアを閉めても仕方がない)」があります。この表現はかなり文豪じみたニュアンスがありますが、手紙や固いビジネスシーンで使われるため覚えておくと良いでしょう。ちなみに「覆水盆に返らず」の英語表現は「Amount to crying over spilled milk(こぼれたミルクは元に戻らない」です。

または日常的な表現では「It’s too late by then(時すでに遅し)」なども使われます。

「後の祭り」の意味とは?

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「後の祭り」とは、「ものごとが終わった後で後悔の念を抱いても、すでに手遅れである」「ものごとが終わってしまった後に騒いでも仕方がない」「時すでに遅しで、時間的に間に合わないこと」を意味することわざです。

日常でも職場でも忙しいスケージュールに追われている人も多くいることでしょう。故意でなくても約束や予定に間に合わなかったり、うっかり忘れてしまうこともあります。何をしても手遅れであり、成す術のない状態が「後の祭り」です。深い後悔の念を表し、ある意味ではあきらめきれない様子を含む言葉でもあるでしょう。

「後の祭り」の使い方・例文

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「後の祭り」はものごとや状況に対しての時期を逃し、時間的に手遅れなことを意味します。しかし、何かしらの手立てやバックアッププランがあり、状況的に何とか切り抜けられる事態の場合には使わないほうが無難でしょう。最後の最後で本当にどうしようもなく、取り戻せないような状況の時、または後悔しても意味の無い時に使うのが適切です。

「後の祭り」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    契約を正式に破棄した後で、再契約を結ぶことはできません。これは後の祭りと言うでしょう。
  • 例文

    申し込みの締め切りは昨日までであったため、今からバタバタしてもすでに後の祭りです。

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