「そうは問屋が卸さない」の意味とは?意味や使い方を解説!

「そうは問屋が卸さない」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「そうは問屋が卸さない」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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そうは問屋が卸さない

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そうは問屋が卸さない』という言葉があります。会話の中でよく使われる事が多い言葉です。

何か諭される時に使われる様な言葉ですが、正しく意味を理解していないと、相手が何を伝えたいのかわかりませんね。

今回は『そうは問屋が卸さない』について、その意味や使い方、例文などをご紹介していきます。
 

「そうは問屋が卸さない」の意味とは?

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例えば上の写真の様な男性が言いました。『お前なんかがうちの妹と付き合いたいだって?そうは問屋が卸さないな!』

彼は問屋さんなのでしょうか?そういう訳でもないですね。

『そうは問屋が卸さない』というのは、物事がそんな自分の思い通りに安易といくとおもったら大間違いだ、と言う意味です。

別の言い方をしてみれば、物事はそんなに都合よく行かない、とか、世の中そんなに甘くない、といったニュアンスがあります。

例えば努力もしないで女性にモテたい、とか仕事を頑張らないのにお金持ちになりたいとか言っている後輩や同僚に対して、『そうは問屋が卸さないぞ』と言ったりします。

「そうは問屋が卸さない」の使い方・例文

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この言葉の例えとなった問屋さんですが、買い手側にとても安い値段で売ってくれと言われたら、商売になりません。

そんな安い値段では卸せない、というところから『相手にとってばかり都合のいい話は成立しない。』事が『そうは問屋が卸さない』という表現となりました。

それでは例文を見ていきましょう。

例文

  • 急に手のひらを返して戻りたいなんて言われても、そうは問屋が卸さないよ。
  • 努力もしないで出世したいだなんて、そうは問屋が卸さないぞ。
     

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