「糧となる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「糧となる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「糧となる」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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糧となる

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皆さんは「糧となる」という言葉を知っていますか?

親や先生などから言われたことがある方もいるかと思います。

今回は「糧となる」の意味を紹介していきます。

「糧となる」の意味とは?

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「糧となる」とは「成長するための自分の力になる」「生きていくための力になる」という意味です。

「かてとなる」と読みます。

「糧」とは元々は食料という意味でした。

この時の食料は嗜好品ではなく、生きていくための食料のことです。

この意味から身体的な「糧」から精神的な「糧」へと意味が変化していきました。

精神的な「糧」とは活力や成長の源といった意味です。

こうやって「糧となる」という言葉が生まれました。

「糧となる」だけでなく、「糧として」といった言い回しもできる柔軟な言葉です。

「糧となる」の使い方・例文

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誰しもうまくいかないことや失敗してしまうことってありますよね。

そんなマイナスな印象の出来事をプラスの印象に変えてくれるのが「糧となる」です。

どんなことだって、それを経験した人は自分の人生に経験値として積み立てられます。

例えば、石ころに躓いて膝を擦りむいたとします。

痛いけど次から「足をちゃんとあげて歩こう」「しっかり足元も見ながら歩こう」と思うことで躓いたことはただのアクシデントではなく成長するための「糧」となったのです。

類語は「役に立つ」「財産になる」「プラスになる」「血となり肉となる」です。

どれも起こったことを前向きに捉えようという言葉で「糧となる」と言い換えることができます。

例文

  • 例文・この失敗はいずれあなたの糧となるよ。
  • 例文・このことが糧となるように考えて見るんだ。

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