「贔屓の引き倒し」の意味とは?意味や使い方を解説!

「贔屓の引き倒し」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「贔屓の引き倒し」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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贔屓の引き倒し

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「贔屓の引き倒し」とは

時々耳にすることわざですね。

贔屓(ひいき)してもらえることは良いのですが、引き倒すとはどういうことなのでしょうか?

今回は「贔屓の引き倒し」の意味や使い方をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「贔屓の引き倒し」の意味とは?

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「贔屓の引き倒し」の意味

「贔屓の引き倒し」は「特別扱いしすぎることによって、逆にその人に迷惑をかけてしまうこと」を意味することわざです。

贔屓(ひいき)とは、気に入った相手を特別扱いして力を貸したり目をかけることです。
しかしあまりにも贔屓しすぎてしまうと、周りからの反感を買うこともあるでしょう。
また、付きまといによる相手への迷惑も考えられます。

あまりにも目をかけすぎることで「引き倒す」、つまり迷惑をかけてしまうことが「贔屓の引き倒し」の意味するところです。

由来としては、「ひいき」と「ひきたおし」という語呂によって形成されているという説もあります。

ただ本当の由来は、中国の架空の生物である「贔屓(ひき)」から来ているようです。

贔屓(ひき)は龍から生まれた9頭の神獣です。
亀に似た姿をしていて、重いものを好むため柱の土台の装飾としてよく使われています。

この「贔屓」を引っ張ると柱が倒れてしまうことになぞらえて、「贔屓の引き倒し」という言葉が生まれたとされています。

「贔屓の引き倒し」の類語としては、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」「寵愛昂じて尼になす」などが挙げられます。
いずれも「特別扱いのしすぎは良くない」という意味で使われます。

「贔屓の引き倒し」の使い方・例文

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「贔屓の引き倒し」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 先生が一人の生徒を気に入って贔屓するあまり、結果としてその子はイジメられることになってしまった。
    まさに贔屓の引き倒しだ。
  • 贔屓の引き倒しになるので、私にばかり構うのはやめてください。

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