「目が点になる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「目が点になる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「目が点になる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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目が点になる

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「目が点になる」とは

驚いた時の表情を表すのによく使われる言葉ですね。

でも、どうして「目が点」になるという表現なのでしょうか?
いつからこんな言葉ができたのかご存知ですか?

今回は「目が点になる」の意味や使い方と共に、由来もご紹介いたします。

「目が点になる」の意味とは?

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「目が点になる」の意味

「目が点になる」は「驚きが大きく、表情が変化すること」を表す言葉です。

人は驚いた時、目を見開いて唖然とした表情をしますよね。
その状態を表したのが「目が点になる」です。

とは言え、通常の人間の目が点のようになることはほとんどありません。

「目が点になる」の由来となったのは、人の表情を誇張した「漫画」によるものだと言われています。

漫画の絵は表情がデフォルメされ大袈裟に描かれますので、驚いた時の人間の表情はまさに「目が点」状態です。

「目が点になる」は、こうした漫画表現が多用され始めた1960年代くらいに発生した言葉だと言われています。
ことわざの中では比較的新しい言葉だということですね。

なお「目が点になる」はどちらかというとマイナスの「驚き」の時に使われます。
同じ「驚き」でも、「嬉しくて目が点になる」とは言いません。

「目が点になる」の類語としては、「呆気に取られる」「度肝を抜かれる」などが挙げられます。
いずれも「大きく驚いた」時を表す言葉です。

「目が点になる」の使い方・例文

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「目が点になる」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • まさか大事な商談に5時間も遅刻してくるとは思わなかったよ。
    さすがに目が点になって、怒る気も失せた。
  • 小さいころ好きな女の子にセミを投げたら、一瞬目が点になってその後絶叫された。

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