「蛇の道は蛇」の意味とは?意味や使い方を解説!

「蛇の道は蛇」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「蛇の道は蛇」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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蛇の道は蛇

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「蛇の道は蛇」とは

「じゃのみちはへび」と読みます。
「へびのみち」ではありませんのでご注意ください。

日常生活でも時々使われる言葉ですが、ちょっと意味がわかりづらいですよね。

今回は「蛇の道は蛇」の意味や使い方をご紹介いたします。

「蛇の道は蛇」の意味とは?

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「蛇の道は蛇」の意味

「蛇の道は蛇」は「同類のすることは、同じ分野にいる仲間であれば容易に推測できるものだ」という意味のことわざです。

例えば料理のことは料理人に、医療のことは医者に聞けばすぐわかりますよね。
蛇の道のことも、蛇に聞くのが一番です。
専門分野のことは同類に聞くのが最もわかりやすいというわけです。

ちなみに「蛇の道は蛇」の「蛇」は「じゃ」「へび」両方の読み方をしていますよね。
実は蛇を「じゃ」と読む場合は大蛇を表し、「へび」と読む時は小さな蛇を表します。

つまり「蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)」とは、「大蛇が通る道は小蛇に聞けば推測できるだろう」というのが本来の意味となります。

「蛇の道は蛇」の類語としては、「悪魔は悪魔を知る」が挙げられます。
こちらのほうが「蛇の道は蛇」よりももっと近しい同類を表しており「悪魔同士なら互いのことはよくわかるだろう」という意味の言葉です。
 

「蛇の道は蛇」の使い方・例文

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「蛇の道は蛇」を使った例文をご紹介いたします。

それぞれ「専門分野はその道の人に聞いた方が良い」という意味の文章になっています。

例文

  • 万引き犯の考えが全くわからないので、蛇の道は蛇ということで、過去に万引きをした人に話を聞くことにした。
  • パソコンの調子が悪い時はあれこれ試さず、パソコンに詳しい上司に聞くことにしている。
    蛇の道は蛇と言いますしね。

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