「花より団子」の意味とは?意味や使い方を解説!

「花より団子」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「花より団子」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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花より団子

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皆さんは「花より団子」という言葉を知っていますか?

気軽に使える言葉ですし「花より男子」という人気作品もありますね。

今回は「花より団子」の言葉の意味を紹介していきます。

「花より団子」の意味とは?

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「花より団子」は「風情より実利、外観より実質を重んじる」という意味です。

花の趣を感じるより、団子を食べてお腹を膨らませて満足する人、お花見の席でもよく見かけますね。

その様子からできたことわざです。

「花より団子」の使い方・例文

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「花より団子」はお花見の席でなくても使うことができます。

例えば気持ちのいい風が吹いていたとします。

その風を感じながら草木が揺れる姿に「風流だなぁ」と目を細める人もいれば、風を感じながら「あぁ、干してきた洗濯物がよく乾きそう」と思う方もいるんです。

趣より実利を重要視することは悪いことではないですが「花より団子」という言葉はネガティブな意味で使います。

1つは相手の風情のなさを批判するとき。

「素敵な絵を見て、そこに描かれている肉が美味しそうだなんて君は花より団子だな」などという風に使います。

2つ目は謙遜して風情や趣が分からないことをアピールするとき。

「私は花より団子でして、この壺の本当の素晴らしさが分からなくて申し訳ないです」などという風に使います。

類語には「色気より食い気」「名を捨てて実を取る」があります。

どちらも実利を優先する言葉ですが、趣や風情というものを伝えたいことに込めたいときは「花より団子」が最適と言えるでしょう。

最後に例文です。

例文

  • 例文・桜の下でお酒ばっかり飲んで、みんな花より団子だな。
  • 例文・このレトロな電車の良さが分からず古いと言うなんて花より団子なやつだな。

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