「象牙の塔」の意味とは?意味や使い方を解説!

「象牙の塔」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「象牙の塔」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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象牙の塔

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象牙の塔」の由来は、フランス語の「tour d'ivoire」であるとされています。

フランスといえば、芸術をこよなく愛する国ですが、現実から離れることを恐れず、自分の追求する世界を守ることを美徳とする風潮も高いのも文化的な魅力とされています。

現在の意味については、「象牙の塔」はフランス語で「象牙の塔」を意味する「tour d’ivoire(トゥール・ジボアールと発音)」が由来となっているとされています。この言葉は批評家サント・ブーブが現実逃避を推奨するロマン派を強く非難した言葉として知られ、フランス国内に瞬く間に広がった一つでもあります。

「象牙の塔」の意味とは?

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「象牙の塔」の意味は、「研究者や芸術家などが、現実社会から離れ、疎遠になること」になります。

研究や自分の追い求めるものに熱心になることで、現実から逃避したライフスタイルを送ることになります。しかし、こうした中で閉鎖社会に閉じこもり、浮世離れした生き方をすることを「象牙の塔」と言うのです。

「象牙の塔」の使い方・例文

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「象牙の塔」を正しく使うためには、意味と併せてよく使われる熟語表現を覚えておくと便利でしょう。

・象牙の塔の住人
・象牙の塔にこもる
・象牙の塔階

「象牙の塔」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    象牙の塔の住人と囁く心の裏側には、「私たちは現実社会で辛く厳しい状況に身を置いているが、象牙の塔の住人なら、おそらくその苦労など理解はできない」といった感情が隠れているのでしょう。
  • 例文
    象牙の塔にこもりっきりにならないで、たまには散歩でもしたらどうですか?

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