「狭き門より入れ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「狭き門より入れ」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「狭き門より入れ」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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狭き門より入れ

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「狭き門より入れ」とは

言葉の意味自体はわかりますが、どういうことを表すのかイマイチ見えないことわざですよね。

どうしてわざわざ「狭い門」から入らなくてはならないのでしょうか。

今回は「狭き門より入れ」の意味や使い方、由来などをご紹介いたします。

「狭き門より入れ」の意味とは?

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「狭き門より入れ」の意味

「狭き門より入れ」は「何かの物事に向き合う時、あえて困難な道を選ぶほうが結果として自分を鍛えることにつながる」という意味のことわざです。
「狭き門」とは「苦難の道」を意味します。

類語として「若い時の苦労は買ってでもせよ」というものがありますが、たとえ「若くない時」でも、常に「簡単な道よりも困難を選ぶことが大切だ」というのが、「狭き門より入れ」の意味するところです。

「狭き門より入れ」の由来は、キリスト教の聖典「新約聖書」の一節です。

キリスト教では神の教えに沿って、困難をあえて選択することが美徳と考えられています。

確かに簡単な道を選ぶよりも多少困難を経験したほうが、人として鍛えられていきますよね。
キリスト教の信者でなくとも納得できる内容です。

何かしらの物事と向き合う時は、最初は苦労の連続に思えても、そのほうが結果として良い方向に導かれているのかもしれません。

「狭き門より入れ」の使い方・例文

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「狭き門より入れ」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 少しくらい嫌なことがあっても逃げてはいけない。
    「狭き門より入れ」という言葉があるように苦労の先に良いことが待っているものだ。
  • 私は「狭き門より入れ」という言葉を座右の銘にしている。
    常に苦労はいとわない姿勢だ。

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