「蓼食う虫も好き好き」の意味とは?意味や使い方を解説!

「蓼食う虫も好き好き」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「蓼食う虫も好き好き」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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蓼食う虫も好き好き

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「蓼食う虫も好き好き」とは

「蓼」は「たで」と読みます。
おそらくほとんどの人が一度は聞いたことがあることわざだと思います。

しかしよく考えると「蓼」とは一体何なのか、検討がつきませんよね。

今回は「蓼食う虫も好き好き」の意味や使い方、由来などをご紹介いたします。
よく読んで覚えていってください!

「蓼食う虫も好き好き」の意味とは?

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「蓼食う虫も好き好き」の意味

「蓼食う虫も好き好き」は「人の好みは三者三様であること」を表すことわざです。

例えば、「この人はどうやっても結婚できないだろう」と思えるような人でも、結婚して子供がいたりしますよね。
周りから見てどう思われようと、人の好みは三者三様なのです。

「蓼(たで)」とは、「柳蓼(やなぎたで)」という植物で、歯は香辛料や薬味として使われます。
そのまま食べるとかなり苦味と辛みが強く、おいしいとは言えない植物です。

これは虫からしても同じようで、「蓼」の葉を食べる虫はあまりいません。
しかし、少数ながら蛍の幼虫を中心に「蓼」を好物として食べる虫が存在します。

蓼のような「おいしくないもの」でも好んで食べる虫がいるということへの驚きを表したのが「蓼食う虫も好き好き」の由来となります。

「蓼食う虫も好き好き」の類語としては、「十人十色」が挙げられます。
こちらも「人それぞれである」という意味において、「蓼食う虫も好き好き」とほぼ同義の言葉です。

「蓼食う虫も好き好き」の使い方・例文

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「蓼食う虫も好き好き」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 失礼ながら新婦はあまり美人とは言えない。
    蓼食う虫も好き好きだな。
  • 蓼食う虫も好き好きと言うが、彼の食べ物の好みは到底理解できるものではない。

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