「水と油」の意味とは?意味や使い方を解説!

「水と油」ということわざの意味を解説していきます。私たちの身近なものの性質を利用したおもしろいことわざなので覚えておくと便利です。同じ意味の他のことわざと一緒に、今回は「水と油」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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水と油

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水と油」ということわざを一度は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

水も油も私たちの生活には欠かせないものですが、そのふたつの性質を捉えたおもしろいことわざと言えますね。

今回は「水と油」の意味や由来、使い方について解説していきます。

「水と油」の意味とは?

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「水と油」とは、互いに気が合わず反発しあって仲が悪いという意味のことわざです。

水と油は、それぞれ表面張力と呼ばれる分子同士で結合する力を持っています。

水と油では、その表面張力の差が大きいため混ぜることができません。よく海で船が事故を起こした時、流れ出た重油が海に浮かんでいる映像が流れていますが、あれも重油が水と混ざらないため、水の表面に浮かんでいるからです。

このような水と油の関係性に例えて、反発しあって仲が悪い人同士のことを指す「水と油」ということわざが生まれました。

また、同じく仲が悪いことを指す類語に「犬猿の仲」というものがあります。

諸説ありますが、十二支の由来となったお話しで、犬と猿は初めは仲良く神様のもとへ向かっていたのでしたが、途中から競争心が生まれて、道中橋を渡る際に争いながら渡ろうとしたため、2匹とも川に落ちてしまったことをきっかけに喧嘩が始まり、仲が悪くなったことが由来だと言われています。

ちなみに、2匹の仲を仲裁したのが鳥だったため、十二支が申酉戌の順になったとも言われています。

「水と油」の使い方・例文

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最後に「水と油」を使った例文を紹介します。

例文

  • 例文 あのペアはプライベートでは水と油なのに試合ではとても息が合う。
  • 例文 彼とはいつも意見が合わず対立するよ。まるで水と油だ。

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