「鬼の霍乱」の意味とは?意味や使い方を解説!

「鬼の霍乱」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「鬼の霍乱」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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鬼の霍乱

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「鬼の霍乱」
読み方(おにのかくらん)

皆さんは「鬼の霍乱」ということわざを会話で使った経験があるでしょうか?

このことわざは「おにのかくらん」と読みますが、霍乱とは日射病や暑気あたりを意味する言葉です。

普段、丈夫な鬼が突然病気にかかるとは珍しい、このことから出来たことわざです。

この記事では「鬼の霍乱」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「鬼の霍乱」の意味とは?

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

「鬼の霍乱」の意味とは

「鬼の霍乱」とは、普段非常に丈夫で健康な人が、珍しく病気にかかることのたとえです。鬼は強くて病気など掛からないほど丈夫、そんな鬼が病気になるとは珍しいと言った意味です。

しかし、強い鬼が弱々しくなるちょっと微笑ましくもあるともいえますかね。

皆さんの周りにも、健康でいつもバリバリと精力的に動いている人はいませんか。

そんな人が風邪をひいて休んでいる、と聞いたなら「えーっ、珍しい!あの人が風邪をひくなんて・・」と話題になりませんか。

このような気持ちも込めて、使えることわざですね。

鬼が意味すること
鬼の本来の意味は、想像上の怪物を指しております。

①人間の姿をしていて
②口は耳まで裂け
③鋭い牙を持ち
④頭に牛の角があり
⑤裸で虎の皮のふんどしを締め
⑥性質が荒々しいもの

というものでしょう。

しかし、ことわざ「鬼の霍乱」でいう「鬼」とは、上記のような鬼ではなく、現代において病気からに無縁な人を鬼に例えており、一例をあげれば

荒々しく恐るべき人
また強くこわい人
健康に気を遣って筋トレやスポーツに毎日励んでいる人
何かに精力的に働いている人

などが、ここでいう「鬼」の例えの対象になると言えるでしょう。

霍乱の意味とは
霍乱とは、日射病や暑気あたりのことです。中国医学で使われていた病名ですが、どちらも夏の病気だと分かります。

馴染みのある「鬼」に比べると「霍乱」(かくらん)はあまり使う機会がない言葉ですよね。

なお、霍乱のアクセントは、以前は”ク”を強調していたようですが、今は”クラン”の部分を強調して発音しています。

また、「攪乱」とは読みは同じでも意味がまったく異なるので漢字の変換で間違わないようにしましょう。

「鬼の霍乱」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 鬼の霍乱の類語には「青菜に塩」「寝耳に水」などがあります。
  • 例文 お前の家の母ちゃんさぁ。冬でも半袖だなぁ。あぁ。だから風邪ひいたんだよ。マジかぁ。鬼の霍乱だなぁ。 

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