「餅は餅屋」の意味とは?意味や使い方を解説!

「餅は餅屋」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「餅は餅屋」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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餅は餅屋

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餅は餅屋」の由来は、餅は江戸時代では各家庭やご近所が寄り合い餅を搗(つ)くものでした。しかし、餅屋の搗いた餅がおいしかったことから、このことわざは生まれたとされています。

また、江戸後期に始まったといわれる「いろはかるた」は、江戸(東京)、上方(京都)、尾張(愛知県西部)ではそれぞれ内容が違います。「餅は餅屋」は上方の「いろはかるた」に取り上げられたことによって、ことわざとして定着しました。

「餅は餅屋」の意味とは?

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「餅は餅屋」とは、「物事にはどの分野においても専門家がいて、それぞれの専門家にまかせるのが一番である」というこ意味のことわざです。その意味が転じて、「素人は上手にできてもしょせん素人なので、専門家にはかなわない」という意味もあります。
 

「餅は餅屋」には「餅屋も餅屋」という言い方もあります。「餅は餅屋」のほうが一般的になっていますが、「餅屋も餅屋」も間違いではありません。

「餅は餅屋」の使い方・例文

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「餅は餅屋」は、自分ではうまくいかなかったが、専門家に頼んでうまくいった時によく使われます。

それでは例文を元に、使い方を確認していきましょう。

例文

  • 例文
    洗濯機が壊れたので自分で修理をしようと思ったけれど、餅は餅屋というから専門の業者に頼むことにしました。
  • 例文
    車が故障したので、近所のおじさんが車に詳しいからと言うから頼んで修理しようとしたんだけれど、もっとおかしくなったみたいです。餅は餅屋で、最初から修理屋に頼んでおけばよかったと後悔しています。

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