「貧乏暇なし」の意味とは?意味や使い方を解説!

「貧乏暇なし」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「貧乏暇なし」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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貧乏暇なし

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「貧乏暇なし」とは

貧乏な人ほど忙しそうにしているというような意味でよく使われますね。

しかし本来の意味はもっと深いところにあるようです。

今回は「貧乏暇なし」の意味や使い方をご紹介いたします。

「貧乏暇なし」の意味とは?

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「貧乏暇なし」の意味

「貧乏暇なし」は「貧乏だとお金を稼ぐ必要があるが、そのために朝から晩まで働く必要があり、他のことに時間を割く余裕が無い」ことを表すことわざです。

このことわざの解釈として、貧乏な人が「なぜか」暇がない、と考えられることが多いのですが、少し違います。
貧乏だからこそ、生活費を稼ぐために働かなければならず、さらに仕事の効率も悪いために仕事以外に時間を使う余裕が無いのです。

時給が安い仕事をしていればその分多くの時間働かなければなりません。
もっと効率良く稼げる仕事をすれば良いのですが、そこに考えが至らない点が、貧乏な人の特徴と言えそうです。

「貧乏暇なし」の類語としては、「きりきり舞い」「手一杯」などが挙げられます。
また少し遠い類語ではありますが「貧すれば鈍する」も「貧乏であることによって感覚が鈍る」という点で類似した意味を持つ言葉だと言えるでしょう。

 

「貧乏暇なし」の使い方・例文

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「貧乏暇なし」を使った例文をご紹介いたします。

いずれも、低賃金の仕事で時間を取られている状態を表しています。

例文

  • まさに貧乏暇なしといった状態で朝から晩まで毎日働いているのだが、なぜか一向に貯金が増えない。
  • 日雇いやレジ打ちなど低賃金の仕事ばかり選んでいると、貧乏暇なしから抜け出すことはできないよ。

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