「口は災いの元」の意味とは?意味や使い方を解説!

「口は災いの元」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「口は災いの元」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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口は災いの元

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「口は災いの元」とは

口が災いを呼んでしまった経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか。
その度にこのことわざが身に沁みますが、何度か繰りかえしてしまうこともありますよね。

今回は「口は災いの元」の意味や使い方をご紹介いたしますので、もう二度と口で災いを呼ばないように気を付けましょう。

「口は災いの元」の意味とは?

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「口は災いの元」の意味

「口は災いの元」とは「不用意な発言や言葉は災難をもたらすことが多いので気を付けなくてはならない」という意味のことわざです。

例えば、誰も見ていないと思って大きな声で愚痴を言ったら、後ろに上司がいたというような場合ですね。
誰もが一度は似たような経験があるのではないでしょうか。
また、特に悪気があったわけではないけれど言葉のニュアンスを間違えて、相手を傷つけてしまうこともあるでしょう。
これも「口は災いの元」になる事例です。

「口は災いの元」の由来となっているのは、古今事分類集という中国の古い書籍です。
その中に「は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀なり」という一文があり、意味としては「不用意な発言をすると禍が起きる。舌は槍よりも身を傷つけることがあるので気を付けろ」という内容です。

これが日本に伝わり「口は災いの元」の語源になったとされています。

「口は災いの元」の類語としては「口故に身を果たす」があります。
こちらも言葉が身を果てさせる(滅ぼす)という意味ですので、「口は災いの元」とほぼ同義となります。

「口は災いの元」の使い方・例文

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最後に「口は災いの元」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 社外の人に部長の悪口を言ったら、何とその人は部長の親戚だった。
    まさに口は災いの元だ……
  • 口は災いの元なので、安易に容姿を褒めてはいけない。
    セクハラで訴えられるよ。

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