「閑古鳥が鳴く」の意味とは?意味や使い方を解説!

「閑古鳥が鳴く」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「閑古鳥が鳴く」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

目次 [表示]

閑古鳥が鳴く

フリー写真素材ぱくたそ

「閑古鳥が鳴く」とは

繁盛していない店を表す時によく使われる言葉です。

何気なく使っている言葉ですが、「閑古鳥」が一体何を表しているのかご存知でしょうか?

今回は「閑古鳥が鳴く」の意味や使い方、由来などを詳しくご紹介いたします。

「閑古鳥が鳴く」の意味とは?

Photo bygabicuz

「閑古鳥が鳴く」の意味

「閑古鳥が鳴く」は「人がおらず寂しい状態」「商売がうまくいかず、さびれている様子」を表すことわざです。
お客さんが誰もいないレストランやお店、イベント会場などを表す時に使われます。

閑古鳥(かんこどり)とは、「カッコウ」のことです。
最近はあまり身近な鳥ではなくなりましたが、鳴き声は誰でも知っていますよね。

昔はカッコウの鳴き声は「寂しい声」の代表と言われていました。
確かに遠いところからふと聞こえてくるような、何となく寂しい印象のある鳴き声です。

これを商売や人の少なさになぞらえて、ガラーンとしたような状況や、お客さんが来ない店などを「閑古鳥が鳴く」と表現するようになりました。

「閑古鳥が鳴く」の類語としては「門前雀羅を張る」が挙げられます。
「門の前に網を張れば雀を捕まえることができるほど、人がいない様子」を表したことわざで、さびれた様子を表す部分において「閑古鳥が鳴く」とほぼ同義です。

 

「閑古鳥が鳴く」の使い方・例文

Photo by We go!

「閑古鳥が鳴く」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • この度喫茶店を開業したのだが全くお客さんが来ないので、毎日閑古鳥が鳴く状態だ。
  • 以前は閑古鳥が鳴くような店だったのだが、テレビで紹介されたことで一気に有名店になった。

関連する記事

記事ランキング