「栴檀は双葉より芳し」の意味とは?意味や使い方を解説!

「栴檀は双葉より芳し」ということわざの意味を解説していきます。聞いたことがない人が多く、読むことも難しいと思いますが、覚えておくと便利なことわざです。今回は「栴檀は双葉より芳し」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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栴檀は双葉より芳し

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「栴檀は双葉より芳し」ということわざを聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか?
難しい漢字ばかりで読めない人もいるかと思います。
今回は「栴檀は双葉より芳し」の意味や使い方を解説していきます。

「栴檀は双葉より芳し」の意味とは?

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「栴檀は双葉より芳し」は「せんだんはふたばよりかんばし」と読みます。
大成する人は幼い頃から優れているという意味です。
栴檀とは植物の名前ですが、このことわざで使われている栴檀とは、白檀(びゃくだん)と呼ばれる植物のことで、実際には栴檀ではありません。白檀は、インドからオーストラリアにかけて太平洋諸島などに広く分布し、香木として知られています。
いい匂いを放つこの白檀は双葉の頃、つまり芽の頃からいい匂いがするということに例えて、大成するような人は幼い頃から才能がある様子を表しているのです。(実際には白檀は双葉の頃からいい匂いをしているわけではありません。)
このことわざには対義語が存在し、「大器晩成」がその一つです。
「大器晩成」とは幼い頃は特に才能はなく、時間をかけて能力を磨き、晩年になってから大成する人のことを表します。
早くから才能が開花する人もいれば、経験を詰んで遅くに才能が開花する人もいるということですね。

「栴檀は双葉より芳し」の使い方・例文

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最後に「栴檀は双葉より芳し」を使った例文を紹介します。

例文

  • 例文 ノーベル賞を受賞したあの人は子どもの頃から勉強ができた。まさに栴檀は双葉より芳しだ。
  • 例文 松井秀喜は少年時代からすごかった。栴檀は双葉より芳しとはこのことだ。

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