「月とすっぽん」の意味とは?意味や使い方を解説!

「月とすっぽん」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「月とすっぽん」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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月とすっぽん

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「月とすっぽん」
読み方(つきとすっぽん)

古くからことわざとして親しまれてきた「月とすっぽん」という言葉。
一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
もしかすると聞いたことはあっても、詳しい意味や使い方までは知らない人もいるかもしれないですね。

ですが意外と日常生活の中でも、テレビや雑誌、インターネットの中でも使われているケースも多いです。

しかし意味を理解せずに使ってしまうと、相手を闇雲に傷つけてしまう可能性もあるので、十分に留意してください。

この記事では「月とすっぽん」の意味や使い方等をご紹介させていただきます。

「月とすっぽん」の意味とは?

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「月とすっぽん」の意味とは

「月とすっぽん」は、どちらも丸い形は似ているものの実際には大きな違いから、二つのものを比較し差が非常に大きいことの意味で用いられています。

「月とすっぽん」の由来

「月とすっぽん」の中に登場する「月」は、満月で丸い状態の月です。一方のすっぽんも甲羅が丸々としており、丸い形は共通しています。

しかし、実際には似ているのはその形だけで、月の美しいイメージに対して、すっぽんは汚いイメージがあります。
このことから、優れたものと劣ったものの違いを比較する時に「月とすっぽん」が用いられます。

「月とすっぽん」の類語・類義語

「月とすっぽん」の類語・類義語には「雲泥の差」や「鯨と鰯」「駿河の富士と一里塚」「提灯に釣鐘」「天と地」「鍋蓋とすっぽん」などがあります。

いずれも優れたものと劣ったものを比べているという点が共通していますね。

これらの中でも「雲泥の差」や「天と地」などは聞いたことがある方が多いかもしれません。「雲泥の差」「天と地」というのは非常に言葉としても似ていて、雲は天を指しており、泥は地を指しています。非常に類義している言葉となりますので、合わせて覚えておくといいでしょう。

「月とすっぽん」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 先輩も結婚してから変わったよなぁ。嫁さんの前では、見たことが無い位の優しい顔していたよ。
    マジかよ!あの恐怖以外何も感じさせなかったあの人がかぁ?
    あぁ。まさに月とすっぽんだよ。
  • 例文 以前の息子とは何かが変わってないか?そうね。良いことあったんじゃない。
    んー。何か知らないか母さんは?
    彼女ができたわよ。
    ははぁ!それで、男として自覚が生まれて責任感ある行動になったのかぁ。良い娘よ。
    あったのかぁ!
    ええ。
    そっか、以前のスネカジリな雰囲気とは違ってるもんなぁ。
    月とすっぽんだよ。
    なぁ母さん。
    あの子はあの子よ。

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