「李下に冠を正さず」の意味とは?意味や使い方を解説!

「李下に冠を正さず」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「李下に冠を正さず」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

目次 [表示]

李下に冠を正さず

Photo bycongerdesign

李下に冠を正さず」という言葉をご存知ですか?

故事成語に詳しい人ならわかるかもしれませんが、多くの人は聞いたことがあっても使うことなどできそうもないと尻込みしてしまうかもしれません。

しかし、故事成語を知っておくと、表現力が高まり教養を身につけることができます。

この記事では、「李下に冠を正さず」という言葉の意味と使い方をお伝えしていきます。
 

「李下に冠を正さず」の意味とは?

Photo bymanfredrichter

「李下に冠を正さず」は、誤解を招くような行動は慎むべきであるという意味の言葉です

「りかにかんむりをたださず」と読みます。

「李下」とは李(すもも)の木の下という意味の言葉です。

李の木の下で冠(頭の上のかんむり)を正す(かぶり直す)と、李の果実を盗むために手をあげているように見えて誤解を招くのでやめるべきだ、冠がずれても我慢しなさい、という戒めのことわざです。

この言葉の由来は、由来・出典は、「古楽府」という中国古典詩にある『君子行』の一節です。

その一節は、「君子防未然 不處嫌疑間 瓜田不納履 李下不正冠」(君子は未然に防ぎ 嫌疑の間におらず 瓜田に履を納れず 李下に冠を正さず)というもので、現代語訳すると、「君子たるもの、疑われるような行いは未然に防ぎ、嫌疑を受けるようなところには居ないことだ。瓜の畑では、かがんで靴を履くようなことはせず、李の木の下では、冠を直すことはしない(のが君子としてふさわしいふるまいである)」となります。

対句として出てくる「瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)」も、疑わしい行動は慎むべきだという戒めのことわざになります。

「李下に冠を正さず」の使い方・例文

Photo byHans

ここでは「李下に冠を正さず」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 用もないのに貴重品の置いてある控室に入るなんてやめた方がいい。「李下に冠を正さず」と言うように疑われる行動は控えなさい。
  • 「李下に冠を正さず」という言葉もあるように、社会生活においては、人に怪しまれるような隙を見せるべきではない。

関連する記事

記事ランキング