最終更新日: 2020年6月15日

「溜飲が下がる」の意味とは？意味や使い方を解説！

「溜飲が下がる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「溜飲が下がる」の意味や使い方、例文について解説していきます。

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溜飲が下がる

「溜飲が下がる」とは

イライラがスッと収まることを表現する時によく使われる言葉ですよね。

ただ「溜飲」という言葉はこのことわざ以外で使うことはありません。
そもそもどういう意味なのでしょうか？

今回は「溜飲が下がる」の意味や使い方をご紹介いたします。

「溜飲が下がる」の意味

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「溜飲が下がる」の意味

「溜飲が下がる」は「不平や不満、イライラといった胸のつかえがとれて、すっきりする」という状態を表す言葉です。

不平や不満でいっぱいの状態は、何となく息苦しさ感じ、気持ちが晴れないものですよね。
しかし事態に何らかの動きがあって問題が解決すると、胸のつかえがとれて非常にスッキリした気持ちになるものです。
これを「溜飲が下がる」と表します。

「溜飲」という言葉の意味は「消化できずに胃の中に食べ物が残ってしまった状態」を表します。
いわゆる二日酔いで吐き気がある状態のような、非常に気持ち悪い現状を表現した言葉が「溜飲」です。

そうした状態の時に薬を飲むと、胃の中がスッキリしますよね。
胃の中に溜まっていたものがスッと下におりていったような、そんな感覚を味わったことがある人は多いでしょう。

まさにこれが「溜飲が下がる」の語源となっているわけです。

「溜飲が下がる」の類語としては「胸をなで下ろす」が挙げられます。
溜飲（胃）、胸など、悩みは体の中心あたりに溜まる感覚が昔からあるようですね。