「獅子身中の虫」の意味とは?意味や使い方を解説!

「獅子身中の虫」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「獅子身中の虫」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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獅子身中の虫

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獅子身中の虫」は仏教の「梵網経(梵網経)」の教えの一部が語源です。

「梵網経」とは上巻・下巻の全二巻からなる仏教経典で、上巻には「盧舎那仏(るしゃなふつ)」を含む5つの心、下巻には「大乗戒(だいじょうかい)」が述べられています。この中に「獅子は体内に巣を作る害虫に食い尽くされて死ぬ。外から食われて死ぬのではない」という主旨の言葉が記されています。

これは「悪い仏教徒は仏法を自ら破壊する(内側)、決して周囲が仏法を破壊するということはない(外側)」という心に基づいた教えでもあります。つまり「獅子身中の虫」」は「内側に潜む悪い心や考えが、仏法への正しい姿勢を乱す」という意味でしょう。

「獅子身中の虫」の意味とは?

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「獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)」とは、「内部に身を置きながら害をもたらす人」「世話になったのに恩をあだで返す人」のことを指すことわざです。獅子はライオンを意味しています。

言葉が示すように、「獅子の体内に寄生した虫が、獅子を食いむしばんでいく」という状況をイメージすると、言葉の意味の理解に役立つでしょう。

 

人はグループや組織、または何かの輪に属しているものですが、それらの「内部」にいる時はお互いに協力をしたり、迷惑をかけないようにするのが常です。

しかし「獅子身中の虫」はそれに反し、周囲や大元に害をもたらし、故意に恩を仇で返すような人物のことを指します。

「獅子身中の虫」の使い方・例文

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「獅子身中の虫」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    過去に上司に言われてショックな言葉は、それは「頼むから獅子身中の虫にはならないでくれ」でした。
  • 例文
    あなたが無神経と言われるのは、獅子身中の虫のように、恩を仇で返したからです。

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