「寄らば大樹の陰」の意味とは?意味や使い方を解説!

「寄らば大樹の陰」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「寄らば大樹の陰」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

目次 [表示]

寄らば大樹の陰

フリー写真素材ぱくたそ

「寄らば大樹の陰」とは

頼るべき相手を選ぶ時のアドバイスや心構えとして、よく使われる言葉ですね。

おそらくほとんどの人が一度は見聞きしたことがあるとは思いますが、詳しい意味まで知っている人は案外少ないのではないでしょうか。

今回は「寄らば大樹の陰」の意味や使い方を詳しくご紹介いたします。

「寄らば大樹の陰」の意味とは?

Photo bycoz07g

「寄らば大樹の陰」の意味

「寄らば大樹の陰」は「頼る相手はできるだけ大きい組織や権力のある人にしたほうが、安全でいられる」という意味のことわざです。

簡単に言うと「どうせ入るなら大企業」というような感じでしょうか。

「大樹」というのは文字通り「大きな木」を表します。
雨が降ってきた時、小さな木よりも大きな木のほうが、確実に雨から身を守ることができますよね。
これになぞらえて作られた言葉が「寄らば大樹の陰」です。

大きな集団が必ずしも安全だというわけではありませんが、ある程度権力のある人や組織に頼っていた方が、いざという時に安心ですよね。
もちろん大きな木の下にいてもそこに雷が落ちる可能性もあるわけですが、この辺りは損得のバランスで考えると良いでしょう。

「寄らば大樹の陰」の類語としては「立ち寄らば大木の陰」が挙げられます。
こちらは言葉を言い換えただけでほぼ同じことわざですね。
他にも「鶏口となるも牛後となるなかれ」「犬になるなら大家の犬となれ」など、類似のことわざはいくつも存在します。

「寄らば大樹の陰」の使い方・例文

Photo byASTemplates

「寄らば大樹の陰」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • アリはいつも集団でいるだろう?
    寄らば大樹の陰という言葉のように、大勢で集まっていた方が安全なんだよ。
  • 寄らば大樹の陰というわけでもないが、就職するなら大企業に行きなさい。
     

関連する記事

記事ランキング