「肝胆相照らす」の意味とは?意味や使い方を解説!

「肝胆相照らす」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「肝胆相照らす」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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肝胆相照らす

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「肝胆相照らす」とは

あまり聞き慣れない言葉ですね。

日常生活ではあまり使いませんが、ビジネスなど難しい言葉が必要な場面では時々目にします。

今回は「肝胆相照らす」の意味や使い方をご紹介しますので、ビジネスの現場で恥をかかないようにしっかり覚えていってくださいね。

「肝胆相照らす」の意味とは?

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「肝胆相照らす」の意味

「肝胆相照らす」は「かんたんあいてらす」と読みます。
「お互いに気持ちを打ち明けること」「非常に親しい仲」を意味する言葉です。


「肝胆」は肝臓と胆のうを表します。
人体において肝臓と胆のうは非常に大切な臓器であり、人の中心に位置するものです。
これがいつしか「本当の気持ち」を表すようになりました。

「相」はお互いを表し、「照らす」は理解し合うことを意味します。

それで「肝胆相照らす」は「お互いに気持ちを打ち明けることで親しくなること」となるわけですね。

「肝胆相照らす」は中国の故事が元になっています。
「故事成語語考」の朋友賓主(ほうゆうひんしゅ)という逸話の中に出て来る「肝胆相照らす、これを腹心の友となす」が元になり、現代に伝わっています。

「肝胆相照らす」と同義のことわざはありませんが、「密接な関係」「気心知れた仲」というような表現が類語として相応しいでしょう。

「肝胆相照らす」の使い方・例文

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「肝胆相照らす」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 私と山田さんは昔から肝胆相照らす仲だ。
  • 肝胆相照らすような、親しい付き合いをしてきた友人が海外に行ってしまってとても寂しい。

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