「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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喉元過ぎれば熱さを忘れる

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「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉をご存知ですか?

使えるシチュエーションは多いですが、何となく使いにくいと思う人もいるのではないでしょうか?

ことわざを使えるようになると表現の幅が広がります。

この記事では、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。
 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味とは?

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「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は、「苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまう」また、「苦しいときに助けてもらっても、楽になってしまえばその恩義を忘れてしまう」という意味の言葉です

熱いものを食べたり飲んだりしたそのときはつらくても、飲み込んで喉元を過ぎてしまえば、熱さを感じなくなる様子が由来となっています。

苦しみの渦中にいるときは、さまざまな後悔が頭をよぎるものです。

多くの人が、「こんな二日酔いになるなら、もう飲みすぎないようにしよう」、「寝不足が続いたせいで体調が悪い。これからは早寝早起きをしよう」などと、心身に不調を覚えたりトラブルに見舞われたりすることで普段の悪い習慣を正そうとします。

しかし、日常を取り戻ししばらく経つと、そのときの苦しみも後悔も忘れてしまうのです。

このような人間心理を戒めることわざと言えるでしょう。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の使い方・例文

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ここでは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 震災直後は防災の意識が高まっていたのだが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の言葉通り、時間が経つと油断して、普段から備えをせず生活するようになってしまった。
  • 前に勉強をせずにテストを受けて散々な目にあったのに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で同じような失敗を繰り返してしまった。

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