「柳に風」の意味とは?意味や使い方を解説!

「柳に風」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「柳に風」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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柳に風

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「柳に風」

「柳に風」という言葉をご存知でしょうか。

日常生活からビジネスシーンまで、様々な場面で役立つ考え方を意味する言葉ですが、そこまでポピュラーな言葉ではないため、意味を知らないという人は意外と多いのではないでしょうか。

また言葉のニュアンスが似ているからと、「暖簾に腕押し(のれんにうでおし)」と混同されることも多いようです。

今回は「柳に風」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「柳に風」の意味とは?

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「柳に風」の意味とは

「柳に風」とは「流れに逆らわない方が、災いを逃れることができる」ことを指しています。

柔らかな性質を持つ柳は、強い風を受けても折れることなくただなびくだけであることから、物事の流れに逆らわないで、上手く受け流すことで大きな災いに捲き込まれずに済むことを教える言葉になります。

類語には「柳に雪折れ無し(やなぎにゆきおれ)」という言葉が挙げられ、柔軟な発想で物事に当たれば、大きな失敗をすることはないという意味になります。

社会を生きる上での処世術としてだけでなく、どうにもならないことに立ち向かうのは無駄だという戒めとしても用いられています。

同じく柔軟性の重要さを説いている「柔よく剛を制す」と近い意味合いを持ちますが、わずかにニュアンスが異なります。

「柳に風」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 あの人に何かを指摘しても柳に風だから。
  • 例文 柳に風というように、受け流す方が良い時もあるよ。

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