最終更新日: 2020年5月22日

「魚心あれば水心」の意味とは？意味や使い方を解説！

「魚心あれば水心」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「魚心あれば水心」の意味や使い方、例文について解説していきます。

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魚心あれば水心

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皆さんは「魚心あれば水心」という言葉を知っていますか？

あまり日常会話では聞かないかもしれませんね。

今回は「魚心あれば水心」の意味を紹介していきます。

「魚心あれば水心」の意味とは？

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「魚心あれば水心」は「相手が好意を持っていればこちらもそれに応える」という意味です。

元々は「魚に心あれば、水に心あり」という少し長い言い回しでした。

「魚に水を想う気持ちがあれば、水にも魚を想う気持ちが生まれる」ということです。

何とも想像すると美しい話です。

相手が好意を示してくれたら、やはり嬉しいものですよね。

こちらも好意を返したくなります。

「魚心あれば水心」の使い方・例文

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ただこの言葉、美談の場合以外にも使われます。

時代劇で何やら暗い部屋で密談しているシーンがあります。

「魚心あれば水心」と好意を押しつけるのです。

こちらがこれだけのことをしているんだから、そちらもそれ相応の対応をしてくれますよね、という意味で使われます。

現代社会でも見返りがあってこそ行動できる、という場面も多く見られます。

このように「魚心あれば水心」は良い意味でも悪い意味でも使われるのです。

「魚心あれば水心」の類語は「以心伝心」「落下流水」です。

「以心伝心」は心で通じ合うという意味で、相手のの好意をくみ取りそれに反応するという点で「魚心あれば水心」の類語といえます。

「落下流水」は恋愛のシーンで使います。

水に落ちた花びらが水を流れて行きたい気持ちと、花を流していきたい水の気持ちから、お互いを思いやるという意味です。

では「魚心あれば水心」の反対語をみていきましょう。

反対語も「落下流水」です。

「落花情あれども流水意なし」が略された形です。

花の方には気持ちがあるけど、水の方には気持ちがないことを言っています。

類語も反対語も同じ言葉があるのは珍しいですね。