最終更新日: 2020年5月22日

    「海老で鯛を釣る」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「海老で鯛を釣る」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「海老で鯛を釣る」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

    目次 [表示]

    海老で鯛を釣る

    Photo by Daiju Azuma

    「海老で鯛を釣る」という言葉を聞いたことがありますか？

    日常的な場面でもよく使われる言葉で、使いやすいことわざでもあります。

    身近なことわざでも深く知ることで、自信を持って使いこなせるようになるはずですよ。

    この記事では、「海老で鯛を釣る」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。
     

    「海老で鯛を釣る」の意味とは？

    Photo by Yuya Tamai

    「海老で鯛を釣る」は、「小さな労力（元手・投資）で大きな利益を得る」ということを意味することわざです。

    海老と聞くと、伊勢海老に代表されるような高級な海老を想像する人も多く、ことわざの意味をとらえそこねてしまうケースもしばしば見られます。

    このことわざを、「鯛を釣るには海老が必要、つまり、それなりの利益を出すにはそれなりに大きい投資が必要になる」と受け取る人がいますが、それは誤りです。

    意外に多い間違いなので、気を付けましょう。

    「鯛」は古くから高級魚として大切にされてきた魚です。

    一方の「海老」はここでは「小海老」を指します。

    「鯛」に比べて、取るに足らないもの、たわいもないものが「海老」なのです。

    海老のような安価な餌でも高級で貴重とされる鯛を釣ることができるということから転じて、かけた費用や労力が少ないにもかかわらず大きな利益がもたらされるという意味で使われることわざです。

    「海老で鯛を釣る」の使い方・例文

    Photo bypixel2013

    ここでは「海老で鯛を釣る」という言葉を使った例文をご紹介します。

    例文

    • バレンタインチョコのお返しに、高級ブランドの時計をもらうなんて、海老で鯛を釣ったわね。
    • こまめに挨拶まわりをしていたことで、大きな商談が舞い込んできたんだ。まさに海老で鯛を釣ったと言えるな。

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