「転ばぬ先の杖」の意味とは?意味や使い方を解説!

「転ばぬ先の杖」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「転ばぬ先の杖」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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転ばぬ先の杖

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「転ばぬ先の杖」とは

小中学校で習うことわざの中でも、かなり有名な言葉ですね。
ただ大人になってからはあまり使わないかもしれませんので、意味を覚えていない方もおられるのではないでしょうか。

今回は「転ばぬ先の杖」の意味や使い方をご紹介いたします。
ここでしっかり知っておけば、まさに「転ばぬ先の杖」になりますよ。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね、

「転ばぬ先の杖」の意味とは?

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「転ばぬ先の杖」の意味

「転ばぬ先の杖」とは、「失敗に備えて予め十分な準備をし、用心しておく」という意味のことわざです。

杖とは、主に足が不自由な方が転ばないために使うものですよね。
足が健康で転ぶ可能性が低いならば杖を準備する必要はないのですが、用心深いあまり、いらない準備までしておくことが、「転ばぬ先の杖」の意味する内容となります。

いつから使われ始めた言葉かは具体的にわかっていませんが、江戸時代の「伊賀越道中双六」という浄瑠璃にこの言葉が出てきたのが始まりだと言われています。

「転ばぬ先の杖」の類語としては、「石橋を叩いて渡る」というものがあります。
これも「石橋が壊れないかどうか確かめながら渡る」という非常に用心深いことのたとえとしてできたことわざです。

用心するに越したことはありませんが、あまりに用心深すぎても事を仕損じる可能性があります。
何事もほどほどにしておくのが良いでしょう。

「転ばぬ先の杖」の使い方・例文

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最後に「転ばぬ先の杖」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 資金は十分すぎるほど用意していてください。
    転ばぬ先の杖は必要です。
  • 転ばぬ先の杖を考えて、色々なものをカバンに入れすぎてしまった。

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