最終更新日: 2020年5月31日

    「歳月人を待たず」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「歳月人を待たず」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「歳月人を待たず」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

    目次 [表示]

    歳月人を待たず

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    「歳月は人を待たず」の出典は陶潜(とうせん)の『雑詩』という詩だと言われています。

    この詩の中に、「盛年重ねて来たらず、一日再びあしたなり難(がた)し、時に及んで当(まさ)に勉励(べんらい)すべし、歳月人を待たず」という表現があります。

    これは「若い時は2度と来ないし、一日に朝は2度来ない。だから、時を逃さず一瞬を大切にして酒を飲んで大いに楽しむことにはげめ」という意味です。

    「歳月は人を待たず」は勉学にはげめという意味で使われることも多いですが、もともとは「いまを思いっきり楽しめ」という意味だったことがわかります。

    「歳月は人を待たず」を英語に訳すと、次のような表現になります。

    • Time and tide wait for no man.
      (時は人を待たない)

    「歳月人を待たず」の意味とは？

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    「歳月人を待たず」とは、「時は人の都合などお構いなしにすぎていき、留まることがないものだということ」という意味のことわざです。
     

    またこのことわざには、「人はすぐに老いてしまうのだから、二度とない時間を無駄にしないで努力してはげめ」という戒めの意味も含まれています。

    そして、「歳月」を「期日」という意味で使うのは誤りなので注意しましょう。

    「歳月人を待たず」の使い方・例文

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    「歳月人を待たず」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

    例文

    • 例文

      歳月は人を待たずという言葉を見習って、毎日努力を続けるようにしています。
    • 例文

      歳月は人を待たず、というでしょう。遊んでばかりいないで勉強しなさい。

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