「貧すれば鈍する」の意味とは?意味や使い方を解説!

「貧すれば鈍する」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「嘆息」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

目次 [表示]

貧すれば鈍する

フリー写真素材ぱくたそ

「貧すれば鈍する」

皆さんは「貧すれば鈍する(ひんすればどんする)」という言葉をご存知でしょうか。

故事成語の一つなので、見聞きしたことのある方も多くいらっしゃると思います。

なかなか、使うタイミングの無い言葉ではありますね。自分に言うのもなぁ…ましてや、人にはもっと言えない様な言葉であります。
しかし、検索ランキングにはチラホラとみられる言葉なんです。

この記事では「貧すれば鈍する」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「貧すれば鈍する」の意味とは?

Photo byFree-Photos

「貧すれば鈍する」の意味とは

「貧すれば鈍する(ひんすればどんする)」とは「貧乏になると、利口な人でも愚かになってしまう」という意味の故事成語です。

いくら利口な人でも、貧乏になってしまうと毎日毎日その生活のことばかり考えるようになってしまい、他のことに頭や知恵が回らず愚かになってしまうことを表した言葉です。

他にも、暮らしが貧しくなれば心まで貧しく愚かになってしまう、という意味も込められています。

貧すれば鈍するの類語として、「馬痩せて毛長し(うまやせてけながし)」が挙げられます。
馬痩せて毛長しとは、痩せた馬の毛だけが長く見える様子から、貧乏になった人間は頭の働きが悪くなることを表す言葉になりました。

いずれも、貧しい人は愚かになってしまうという意味を持つ言葉です。

現代の日本では働き方の都合など、貧困が問題視されています。貧困や貧乏を原因として愚かになってしまわないよう注意しましょう。

「貧すれば鈍する」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 貧すれば鈍するとは言うけども、貧しいなぁなんて心がいけないんだよ。心掛け一つで物事は変わるさ!
  • 例文 若いときは毎日、毎日何故か忙しくて。そのわりに、金が無くてね。貧すれば鈍するだよ。やることにいっぱいいっぱいでさぁ。考える余裕なんて無くて。

関連する記事

記事ランキング