最終更新日: 2020年5月24日

    「飼い犬に手を噛まれる」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「飼い犬に手を噛まれる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「飼い犬に手を噛まれる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

    目次 [表示]

    飼い犬に手を噛まれる

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    「飼い犬に手を噛まれる」の語源は、「犬」の習性から来ています。

    「犬」は元々はオオカミが祖先と言われています。オオカミは集団生活をする動物です。その名残があり、犬も同じように縦社会上下関係を作り、関係性を大切にする動物です。

    人間に飼われている犬の縦社会とは、飼い主＞犬ということであって、飼い主がリーダーで犬がその下につくという構図が理想です。その構図は絶対的で犬はリーダーの飼い主に歯向かうことは、まずあり得ないでしょう。

    そんな犬が飼い主を噛むとしたら、よほどのことがあったからとしか言いようがありません。そのくらい「よほどのことか起きた！」ということが転じて、「飼い犬に手を噛まれる」は「可愛がってきた者に裏切られる」という意味で使われるようになったとされています。

    「飼い犬に手を噛まれる」の意味とは？

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    「飼い犬に手を噛まれる」とは、「日頃かわいがっていた者から、思いがけない裏切りを受けること」という意味のことわざです。

    「飼い犬に手を食われる」や、「手飼いの犬に手を食わる」と言う場合もあります。

    このことわざを使う時に注意すべきなのは、誰について話しているのか、ということです。

    「飼い犬」に例えているので、目上の人や友人から裏切りを受けた際に使うのは適切ではありません。部下や後輩について話す際に使うのがことわざです。

    「飼い犬に手を噛まれる」の使い方・例文

    Photo by kagawa_ymg

    「飼い犬に手を噛まれる」は、部下や後輩について話す際に使います。

    「飼い犬に手を噛まれる」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

    例文

    • 例文

      新人の頃から目をかけていた後輩が、引き抜かれてライバル会社へ移動したそうです。飼い犬に手を噛まれるとは、まさにこのことですね。
    • 例文

      長い付き合いの部下から金を騙し取られてしまい、飼い犬に手を噛まれた気分です。

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