「立っている者は親でも使え」の意味とは?意味や使い方を解説!

「立っている者は親でも使え」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「立っている者は親でも使え」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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立っている者は親でも使え

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皆さんは「立っている者は親でも使え」という言葉を知っていますか?

よく日常会話でも使われる言葉です。

今回は「立っている者は親でも使え」の意味を紹介していきます。

「立っている者は親でも使え」の意味とは?

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「立っている者は親でも使え」は「急な用事のときなどは自分が座っていて親が立っている場合は親を使ってもいい」という言葉です。

親は敬うべきであり、子供が動いて用事をするべき、という流れが昔の日本にはありましたよね。

ですから立っていようが本来は「親は使うべきではない」のです。

ところが立ったついでに用事を頼みたいことって誰でもあると思います。

腰を上げてたってから用事をするより、すでに立っている人の方が用事に対してのハードルは低くなりますからね。

そういう時に少し言い訳として使う言葉が「立っている者は親でも使え」です。

「誰でも遠慮なく使っていいんだよ」という「人を使う」ことに対して背中を押してくれる言葉です。

「立っている者は親でも使え」の使い方・例文

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親を使ってでも成し遂げたい目的があり、手段を選んではいられないような状況を指した言葉だと勘違いする人もいるようです。

この言葉にそのような「目的」は存在しません。

ただ「親を使う」ということへのハードルを下げる言葉なのです。

もちろん「親」だけでなく、使いにくい「上司」など目上の人に対して使うことができます。

ただ、時代は変わって「親を使うこと」へのハードルはずいぶん下がりました。

親と子が上下関係になく、用事を頼みやすい関係になったんですよね。

それは上司と部下でも同じことが言えます。

昔ほど上下関係は厳しくありません。

類語は「居仏が立仏を使う」です。

例文

  • 例文・立っている者は親でも使えなんだから、こんな時ぐらい頼ってくれていいんだよ。
  • 例文・立っている者は親でも使えというように、いろんな人を使っちゃうわ、私。

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