「月夜に提灯」の意味とは?意味や使い方を解説!

「月夜に提灯」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「月夜に提灯」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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月夜に提灯

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「月夜に提灯」とは

「提灯」は「ちょうちん」と読みます。
何となく風流なことわざですね。

「月夜に提灯」は日常的にはあまり使われない言葉ですが、意味を知っておくと小説や映画などで急に出てきた時に役立つでしょう。

今回は「月夜に提灯」の意味や使い方をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「月夜に提灯」の意味とは?

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「月夜に提灯」の意味

「月夜に提灯」は「無駄なもの」「不必要なもの」を表すことわざです。

月夜とは、主に満月の夜のことを指します。
近年は夜でも明かりがついていることが多いため気付かないかもしれませんが、満月の夜というのは非常に明るく、街灯が無かった時代でも、夜道を歩くのに火がいらないほどでした。

つまり、月夜には必要のない提灯を持ち歩くことは「無駄」なのです。
ここから「不必要なもの」を表すことわざとして「月夜に提灯」が生まれました。
単に無駄なものを意味するだけでなく、「行き過ぎた贅沢」を表す時にも「月夜に提灯」を用います。

「月夜に提灯」の類語としては「無用の長物」「焼石に水」などが挙げられます。
いずれも「意味がない」「不必要である」という意味ですので、「月夜に提灯」と近い意味のことわざとして使われています。

「月夜に提灯」の使い方・例文

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「月夜に提灯」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • コンビニに出かけるのに、まるで銀座にでも行くような服装だね。
    そういうのを「月夜に提灯」というんだよ。
  • いつも財布に100万円を入れている友人がいるのだが、はっきり言って月夜に提灯だ。

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