「病は気から」の意味とは?意味や使い方を解説!

「病は気から」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「病は気から」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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病は気から

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病は気から」の由来は、中国最古の医学書『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』に、「百病は気に生ず」という言葉があり、そこからきているとされています

東洋医学で「気」は、全てのものに繋がる「最大のエネルギー」とされていました。また、中国漢方医学でも、「気・血・水」が全てのエネルギーの源だと考えられていました。東洋医学・中国漢方医学は、医学の分野こそ違うものの、「気」という言葉の認識は共通していました。

この時代の「気」は、単なる「気持ち」という意味だけでなく、その「気持ち」を作るための無形の生命のエネルギーだと捉えられていました。

日本では飛鳥時代から平安時代に遣唐使(けんとうし)・遣隋使(けんずいし)によって中国医学や漢方薬が伝わりました。その時に、「気」の思想も伝わったと言われています。

「病は気から」の意味とは?

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「病は気から(やまいはきから)」とは、「病気は気の持ちようによって、良くも悪くもなるということ」という意味のことわざです。
 

簡単に説明すると、明るい気持ちで前向きに考えていた方が病気は良くなり、暗く悲観的な気持ちでいた方が病気は悪くなるということです。

不安なことや心配なことがあって憂鬱(ゆううつ)な気分でいるより、「きっと治る」「大丈夫だ」といった心持ちでいた方がよいという教訓でもあります。

「病は気から」の使い方・例文

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「病は気から」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    なんだか熱っぽい気はするが、病は気からと言うし、深く考えないようにしようかな。
  • 例文

    検査の結果、病気にかかってしまったことがわかり不安になりました。しかし、病は気からというし前向きに向き合って治していこうと思います。

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