「起きて半畳寝て一畳」の意味とは?意味や使い方を解説!

「起きて半畳寝て一畳」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「起きて半畳寝て一畳」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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起きて半畳寝て一畳

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起きて半畳寝て一畳」の由来は、現在のところ正確には判明していません。織田信長、豊臣秀吉など昔の戦国武将が言った名言という説もあれば、夏目漱石によるものという説まであります。

また仏教用語やその教えとする説もあり、修行をする僧には、「起きて半畳寝て一畳」の空間があれば十分として、広まったとされています。

「起きて半畳寝て一畳」の意味とは?

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「起きて半畳寝て一畳」の意味は以下の4通りとなります。

1.人間が生活するのに、無駄に広いのは不要なだけという教え。
2.どんな人間でも立ち上がれば半畳、寝ても一畳あれば十分足りる。
3.人並みの生活で満足し、贅沢は禁止。
4.金持ちや高い身分に憧れず、現状に満足する。

大凡の意味が上記の通りです。これらを要約すると貧しくても今の生活で満足するという教えです。なぜなら、人の大きさは誰も同じぐらいで、立ち上がれば畳半畳、寝ても一畳分の空間があれば生活できることを説いています。清貧や清く正しく生きる象徴のようなことわざですが、同時に裕福な人たちを逆に見下す意味も込められています。

補足として、「天下取っても二合半」を語尾に付けて、「起きて半畳寝て一畳。天下取っても二合半」とする場合もあります。


 

「起きて半畳寝て一畳」の使い方・例文

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「起きて半畳寝て一畳」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    起きて半畳寝て一畳こそ、私の人生の教訓であり目指す道です。
  • 例文
    大学生の息子が下宿する部屋は、起きて半畳寝て一畳を地で行く生活でかなり驚きました。

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