「立て板に水」の意味とは?意味や使い方を解説!

「立て板に水」ということわざの意味を解説していきます。普段使われないため、よく褒められているのか悪く言われているのか分からない人がいますが、覚えておくと便利なことわざです。今回は「立て板に水」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

目次 [表示]

立て板に水

Photo byJoyalV

今回は「立て板に水」です。
普段はあまり使うことがなく、ふと言われた時に意味が分からないため、褒められているのか悪く言われているのか分からないという人もいるでしょう。
今回は「立て板に水」の意味を、例文や類語のことわざとともに解説していきます。

「立て板に水」の意味とは?

Photo bynile

「立て板に水」とは、弁舌が流暢だということ、つまりすらすらと喋ることという意味です。弁舌とはものを言うこと、ものの言い方ということです。
演説が上手な人や、説明がすらすらとできる人を褒める際によく使います。おしゃべりな人とか口が軽い人といった悪い意味で使わないように注意しましょう。
立ててある板にホースなどで水をかけると、板に沿ってさらさらと速く流れていきますね。その様子に例えたことわざです。
これには類語がいくつかあり、その中の一つに「竹に油を塗る」というものがあります。
これも口が達者という意味のことわざで、表面がつるつるしている竹に油を塗ると、より滑りやすくなる様子を例えているのです。
また、対義語のことわざに「横板に雨垂れ」というものがあります。
縁側の板に雨水が垂れるとすぐに流れずその場に留まる様子に例えて、つかえながら話すという意味で使われるのです。こちらも板で例えてますね。

「立て板に水」の使い方・例文

Photo bysasint

最後に「立て板に水」を使った例文を紹介します。

例文

  • 例文 彼は普段は無口だが、趣味で話になると立て板に水のように饒舌になる。
  • 例文 上司は立て板に水のごとく、どんな質問にも流暢に答えられるので尊敬している。

関連する記事

記事ランキング