「喧嘩両成敗」の意味とは?意味や使い方を解説!

「喧嘩両成敗」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「喧嘩両成敗」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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喧嘩両成敗

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「喧嘩両成敗」
読み方(けんかりょうせいばい)

「これは喧嘩両成敗であってどちらも頭を冷やしなさい」「喧嘩両成敗ではないでしょうか?」このように言われたこと、ありますか?

ただ、喧嘩を終わらせるだけの表現でしょうか?

いろいろな疑問を持つ表現でもありますね。

この記事では「喧嘩両成敗」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「喧嘩両成敗」の意味とは?

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「喧嘩両成敗」の意味とは

「喧嘩両成敗」とは
「けんかや争いごとをした両者を、どちらが正しいか悪いかを裁量せず、両者共にその争いごとをしたということで裁きを下すこと」を意味します。

この言葉の意味をはっきりと理解する上で時代を室町時代まで戻って研究することは助けになります。

この15世紀頃において幕府により武士の間で定められた法律として確立され、けんかしたものに重い罰則がありました。

そして、この法律は武田氏による分国法として「喧嘩をしたものをどのような理由であれ罰する、しかし、仕掛けられ我慢したものは罰しない」

このことわざを知るうえで戦国時代の武田氏の甲州の国において定められたこのような法律も文献として残っています。

このような時代の流れからこの言葉が生み出されました。

そして、読み方は「けんかりょうせいばい」です。

「喧嘩両成敗」の類語

より理解するために喧嘩両成敗の類語をご紹介致します。

どっちもどっち。
痛み分け。
ドロー(引き分け)

などがあります。

「喧嘩両成敗」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 兄弟で喧嘩をしたんだな。ならば、喧嘩両成敗だから二人とも。夕飯は反省するまで抜きだ。
  • 例文 喧嘩両成敗になるから、喧嘩は止めよう。どっちにしても、痛いし嫌な気持ちになるしさ。

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