「猿も木から落ちる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「猿も木から落ちる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「猿も木から落ちる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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猿も木から落ちる

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「猿も木から落ちる」とは

失敗した時によく使われる言葉ですね。
また、何かの行動をする前に戒めとしてかける言葉としても使われます。

しかし元々「猿も木から落ちる」とはどういう意味の言葉なのでしょうか。

今回は「猿も木から落ちる」の意味や使い方をご紹介いたします。

「猿も木から落ちる」の意味とは?

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「猿も木から落ちる」の意味

「猿も木から落ちる」は「達人でも失敗することはある」という意味の言葉です。

猿は木の上で生活していますから、当然木登りを得意としています。
しかしそんな猿でも時には木から落ちてしまうこともある。
ここから、「どんな達人でも失敗する可能性はゼロではないのだ」ということで「猿も木から落ちる」のことわざが生まれました。

「猿も木から落ちる」の明確な由来はわかっていません。
江戸時代の俳諧撰集「鷹筑波」に「猿も木から落ちる」という言葉が載っていることから、少なくとも江戸時代から日本に存在している言葉だと思われます。

「猿も木から落ちる」の類語としては「弘法にも筆の誤り」「河童の川流れ」が挙げられます。
いずれも、その道の達人でも失敗することはあるという例えです。

どのような人でも失敗することはあるものです。
そう思えばいちいち失敗に落ち込んでいる時間が勿体ないですよね。

「猿も木から落ちる」は、失敗にめげずどんどんチャレンジしていくことが大切であるという教訓でもあるのです。

「猿も木から落ちる」の使い方・例文

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「猿も木から落ちる」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 猿も木から落ちると言うじゃないか。
    一度や二度失敗したからと言って落ち込んでいてはいけないよ。
  • 相当自信があるようだけど、猿も木から落ちることがあるように、何事も絶対の成功は無い。
    気を付けてかかりなさい。

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