「雀の涙」の意味とは?意味や使い方を解説!

「雀の涙」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「雀の涙」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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雀の涙

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「雀の涙」とは

ビジネスだけでなく日常会話でもよく使う慣用句ですね。

しかしどうしてこのような表現をするようになったのか気になりませんか?

今回は「雀の涙」の意味や使い方、由来などをご紹介いたします。

「雀の涙」の意味とは?

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「雀の涙」の意味

「雀の涙」は「ごくわずか」「微々たる量」を表す言葉です。

シチュエーションとしては、お金や食べ物など、たくさんあったら嬉しいものに対して「雀の涙ほどの量しかない」と、残念な気持ちを表す時に使われます。

なぜこのような言い方をするようになったかは諸説ありますが、「雀(すずめ)という小さな鳥が流す涙はさらに小さいものだ」という考え方から、「雀の涙」=ごくわずかな微々たる量、という意味になったとされています。

そもそも、「雀(すずめ)」という名前そのものが「小さいこと」を表す言葉が由来になっています。
「すず」は小さいという意味の「ささ(最小)」からきていると言われていて、「雀」そのものが「小さい」を意味する言葉だと考えられているのです。

小さな鳥は他にもたくさんいますが、日本人にとって雀は一番身近な鳥です。
よく目にする鳥だからこそ、慣用句やことわざによく登場するようになったのでしょう。

「雀の涙」の類語としては、「なけなしの」「爪の先ほどの」といった言葉が挙げられます。
いずれも「ごくわずか」「微量の」という意味の言葉です。

「雀の涙」の使い方・例文

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「雀の涙」を使った例文をご紹介いたします。

どちらも「たくさんあったら良いのに」「これしかない」というような意味の文章です。

例文

  • 今日のおかずも雀の涙ほどしかない……
  • 貯金通帳を見たら雀の涙ほどの金額しかなくて泣けてきた。

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