「終わりよければすべてよし」の意味とは?意味や使い方を解説!

「終わりよければすべてよし」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「終わりよければすべてよし」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

目次 [表示]

終わりよければすべてよし

Photo byThePixelman

終わりよければすべてよし」の由来は、イギリスの作家ウィリアム・シェイクスピアの劇 “All’s well that ends well” とされています。。ウィリアム・シェイクスピアは、16世紀末のルネサンス期で活躍した劇作家です。

“All’s well that ends well” の中のセリフで、こ身分の違う貴族の男性に恋をした主人公のヘレナの言葉が由来とされています。

「終わりよければすべてよし」の意味とは?

Photo byyohoprashant

「終わりよければすべてよし」とは、「途中経過でミスやいざこざがあったとしても、最終的な結果さえよければ問題にならないということ」という意味のことわざです。

つまり、最後の締めくくりが最も肝心であるということです。

「全て」は「総て」「凡て」とも書きますが、「全て」が一般的です。

「終わりよければすべてよし」の使い方・例文

Photo by1494202

「終わりよければすべてよし」は、人生の機微を表す場面でよく使われる言葉です。

「色々あったけれど、めでたしめでたし。」や「失敗もあったけど最終的にはよかった。」「失敗は考えない。」というニュアンスが含まれます。結果を出すには何をしてもいいという意味で使うと間違いになりますので、注意しましょう。

「終わりよければすべてよし」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    様々な悲しみや苦難がありましたが、人生の終わりに近づいて振り返ってみるに、それがあって今の幸せがあると思えました。終わりよければ全てよしと言いたいです。
  • 例文

    苦渋の選択をした結果、成功はしましたが、失ったものは大きかったです。終わりよければ全てよしと割り切るしかないでしょう。

関連する記事

記事ランキング