「一年の計は元旦にあり」の意味とは?意味や使い方を解説!

「一年の計は元旦にあり」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「一年の計は元旦にあり」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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一年の計は元旦にあり

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「一年の計は元旦にあり」とは

毎年お正月になると必ずと言って良いほど聞く言葉ですよね。

しかし、どうして元旦にこのようなことを言うようになったのでしょうか?

今回は「一年の計は元旦にあり」の意味や使い方をご紹介いたします。

「一年の計は元旦にあり」の意味とは?

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「一年の計は元旦にあり」の意味

「一年の計は元旦にあり」は「一年の計画や目標は、新年最初の日である元旦に立てるべきだ」という意味のことわざです。

元旦は一年の最初の日、つまり「一月一日」を表します。
ここで「計」つまり一年間の「計画」を立てておくことで、一年間その目標に向かって有意義に過ごせるだろうということですね。

「一年の計は元旦にあり」の由来となったのは、中国で明の時代に記された「月令広義」という書物の言葉だと言われています。
中国の伝統的なしきたりの中に、「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり」というものがあります。
これが「一年の計は元旦にあり」の元になったとされています。

「一年の計は元旦にあり」の類語としては、「一生の計は少壮の時にあり」「一日の計は朝にあり」といった言葉が挙げられます。
「一日の計は朝にあり」は言葉のまま「朝に一日の計画を立てると良い」という意味ですね。

「一生の計は少壮の時にあり」の「少壮」とは「若くて元気な時」を表します。
つまり、若いうちに一生の計画を立てておいたほうが良い人生が過ごせるという意味になります。

「一年の計は元旦にあり」の使い方・例文

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「一年の計は元旦にあり」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 新年には毎年、一年の目標を書初めにするようにしている。
    「一年の計は元旦にあり」と言いますからね。
  • 「一年の計は元旦にあり」と言うが、元旦に立てた計画が達成できたことは一度もないなあ。

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